校歌

テキスト版
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さやかに澄める大空に
立花山を仰ぐ窓
ひとみ明るく眉清く
高き理想をめざしつつ
真理の林分け入らん -
濁りに染まぬ清純の
乙女の誇りいや高に
希望は花と咲き薫り
わが師わが友励みあい
学びの道にいそしまん -
名に負う博多女子高の
使命を胸に朝に夕
悔いなき三年送りつつ
若きいのちをはぐくみて
母校のほまれ讃えなん
校章

校章の由来
本校の校章は、緑と白をあしらった波の上を、しぶきを散らして進む舟と、順風を受けた満帆の如く、女子と高等学校の文字を図案化したものである。学校の所在地が、もと千代の松原と呼ばれた博多の北部に位置し、歴史上有名な筥崎宮に近く、博多湾をへだててすぐ北に玄界灘を望むところから生まれ来たものである。
この校章には、昔より荒海を乗り越えて海外貿易に雄飛した、博多商人の壮大な進取と発展の気風を受け継いでその伝統の中に、若人の限りない前進と向上を望む期待が込められている。